しらすは産まれてから20～50日のいわし類の子供です。
いわしは主にマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの3種です。
しらすは、資源的にも多いカタクチイワシの子供がほとんどです。

「湘南しらす」は、相模湾で漁獲されるしらすで、かながわブランドに認定されています。

また、全国漁業協同組合連合会によるプライドフィッシュや、神奈川県の観光課によるかながわの名産100 選に選定されています。

(1)品質優先の漁法

しらす漁は、2隻の漁船で網を曳く２そう曳きと、１隻で曳く１そう曳きがあります。神奈川県のしらす漁業は１そう曳きで、網を曳く時間が短く、一度に獲れる量が少ないため、網の中でしらすが傷みません。

(2)漁場が近く高鮮度

湘南しらすの漁場は、黒潮が流れる沖合に向かって開けている相模湾。相模湾の中でも、各浜からそれぞれ目の前の漁場で操業し、漁獲から水揚げまで時間をかけません。近さを活かして、1回の操業を短時間で切り上げ、1日のうちに複数回漁場を往復する操業パターンもあり、鮮度を追い求めています。

(3)とれ立て鮮度で加工＆直売

漁業者が自ら加工・直売します。
かながわブランドでは、生しらすは漁獲した日に販売、釜揚げ・しらす干しは釜茹での際に塩以外の保存料や添加物を加えない等の出荷基準を定めています。

食育も兼ねて小学生向けのパンフレットを、作成しました。ご参照ください。

小学校高学年向き　　　　　低学年向き

団体情報

神奈川県しらす船曳網漁業連絡協議会は、神奈川県内のしらす船曳網漁業の漁業者・漁業従事者で構成する団体です。